善龍寺について


善龍寺について

宿縁山善龍寺は、神奈川県横浜市神奈川区にある浄土真宗本願寺派の寺院です。

JR京浜東北線の東神奈川駅から約1.3km、東急東横線の東白楽駅から約600mという、交通アクセスの良い場所に立地しており、周囲は静かな住宅地で、近くには神奈川大学や小学校もあり、地域の住民や学生、通学する子どもたちが、当寺院の参道を行き交う姿が見られます。

善龍寺の歴史は古く、平安時代の天長年間(824-834)に真言宗寺院として建立したといわれています。その後、鎌倉時代の建長5年(1253)に、浄土真宗寺院に改められ、現在まで続いています。創建時から建物は何度も変わりましたが、同じ場所で町の変容を見守ってきました。

毎月第1土曜日には「定例法座(じょうれいほうざ)」を開き、浄土真宗本願寺派の布教使(ふきょうし)の先生や他の寺院のご住職を招いて、「阿弥陀様によって生かされている自分」への気付きにつながる法話会を開いています。

毎年6月の「永代経法要(えいたいきょうほうよう)」、11月の「報恩講法要(ほうおんこうほうよう)」も執り行っており、どなたでもお越しいただけるので、ぜひご聴聞に足をお運びください。本堂は鉄筋コンクリート製のモダンなつくりで、椅子席をご用意しており、足の疲れを心配することなくお参りできます。

これからも地域に根ざし、ご仏縁でつながる皆さまとお念仏の輪をひろめてまいります。どうぞ、いつでもどなたでも、お気軽にお参りください。



善龍寺の特長

善龍寺の特長

建立から約1200年以上の長い歴史を持つ

善龍寺の歴史をたどると、約1200年前の平安時代までさかのぼります。

善龍寺は、天長年間(824-834年)に真言宗の寺院として建立されたといわれております。やがて鎌倉時代の建長5年(1253年)に、当時の第四十二世住職である眞量(しんりょう)法師によって、浄土真宗へ改宗されたと伝えられています。

江戸時代後期に編纂された新編武蔵風土記稿によると、長さ二尺五寸(約75.8cm)木の阿弥陀仏立像を御本尊として安置していたと書かれています。しかし、本堂は江戸時代に何度となく火災に見舞われ焼失しました。横浜市史稿によると、明治時代にも本堂と庫裡が造立されましたが、大正12年(1923年)9月1日の関東大震災で損傷し、鐘樓が倒壊したようです。昭和16年(1941年)に本堂は再建されましたが、太平洋戦争中の昭和20年(1945年)5月29日、大空襲によって焼失してしまいました。

現在の本堂は、昭和46年(1971年)に鉄筋コンクリート製で再建されたものです。平成4年(1992年)には善龍寺会館も完成し、境内がお参りしやすく整備されました。

善龍寺は長い歴史の中で、幾度も災禍によって本堂や御本尊を失う苦難を繰り返しましたが、そのたびに門徒の皆さまの支えによって再興してきました。ここまでつながってきたご縁を大切に、これからも一日一日歴史を重ねてまいります。


善龍寺の特長

斎藤分の町と密接に関わり合い、地域のなじみのお寺

神奈川区斎藤分町は、JR京浜東北線と東急東横線が近く、便利な町です。この町の中ほどにある善龍寺は、約1200年にわたって地域を見守り続けてきました。

善龍寺の参道は地域の人々や神奈川大学の学生、斎藤分小学校の子どもたちが日常的に使う生活道路であり、細い路地の先に開ける境内は、地域になじんだ景色となっています。日々の散歩や外出からの帰りに、ふらりと立ち寄ってみませんか。そこから新たなご仏縁が広がることを願っています。


善龍寺の特長

門徒有志を中心とした婦人会活動がさかん

善龍寺では、女性の門徒さんの有志が中心となって、婦人会活動を行っています。新型コロナウイルスの影響で一時休止していましたが、2024年度から活動を再開しました。

正式には善龍寺仏教婦人会と称し、1995年に浄土真宗の教えを学ぶために発足した婦人会は、2ヶ月に1回、約20名の会員が研修会で、浄土真宗本願寺派の寺院のご住職やご僧侶を招いて法話会を開いています。また、認知症予防講座なども計画中で、コーラスの会や、仏教法話の人形劇の観劇会、別の寺院を訪問して法話をお聞きする機会なども取り入れていきたいと考えています。

婦人会は女性の門徒さんが多いですが、門徒さんでなくても参加できます。家庭や職場のように、お寺も人がつながって集まれる居場所の一つでありたいと思っています。

婦人会の活動日は、偶数月(2月・4月・6月・8月・10月・12月)の第3木曜日です。お寺を通じたつながりを持ちたい女性は、年齢も職業も門徒かどうかも不問ですので、どなたでもお問い合わせ、ご参加ください。


婦人会活動日誌はこちら→https://www.zenryuji-yokohama.jp/diary


内観のご紹介

本堂

本堂

広くて開放感があります。椅子の用意もございます。

控室①

控室①

法事後のお食事の場としてもご利用いただけます。

控室②

控室②

法事後のお食事の場としてもご利用いただけます。

エレベーター

エレベーター

エレベータございます。車いすの方もご安心ください。

段差

本堂前に段差があり、スロープがありません。

車いすをご利用の方は、必ず補助の方のご同伴をお願いします。

書

「倶会一処」の書


境内について

※クリックでPDF表示

境内について